続き
「LIFE SHIFT」にあるように、我々世代は100歳を超えて生きる可能性が高く、70歳を超えても働いているかもしれません
(まあベーシックインカムが導入されたりするとどうなるかよくわかりませんが)
つまり、20代で医者になった後、45年以上勤務年数が発生するということ
そんなに長く働き続ける中で、休みなくずっと勤務している意義ってなんでしょうか?
別に個人の医者が数年働かずに過ごしたところで社会的な損失なんてどうということはないでしょう
30前後の医者なんて、1人いなくなったところで全く問題ありません
1人いなくなって業務が回らなくなるなら、そもそもの病院のシステムがどうかしてるんです
今後役に立つかどうかもわからない学位やら専門医やらを取得するために、ストレスフルな環境で働くより
子育てしたりNPOの活動に参加したり旅行したり
今しかできないことをするほうがよっぽど有意義じゃないですかね
自由に過ごすのも体力がいるわけで、じじいになってあまり動けなくなってから休むというのは(つまり旧来の「教育→仕事→引退」というキャリアプロセスは)非常にもったいないように思います
今のところ、外科医としてちゃんと復帰するかは全く不透明ですが
仮に復帰するとして、キャリアがいったん途絶える、という事実も大したことではないと思っています
もしキャリアが数年途切れた程度で医者としての復帰が難しいという状態になるのなら、自分の実力はその程度だったということ
そんな実力のやつはキャリアを途絶えさせずに勤務していたところで、大成するはずがないでしょう
まあ、そもそも医者として大成するよりも、自分の人生を楽しく謳歌するほうに重きをおいているので、大成しなかったところでどうということもないですが
僕は根本的に自分の人生がどうなろうとあまり興味がないです
ただ、家族の幸せについては非常に関心があります
家族、特に子供たちに関していえば、自分の父親が何の仕事をしているかは、正直あまり関係がないんじゃないでしょうか
ちゃんと家庭に金を入れていれば、仕事の内容よりも、家庭内でどれだけ楽しくかっこいい父親でいられるかのほうがよっぽど重要じゃないですか?
「仕事つまんねえなあ」と思いながら生活している父親よりも、子供たちと過ごせる時間が長くてハッピーだと思いながら生活している父親のほうが断然よくないですか?
安定しているから、給料がいいから、といって、ストレスやしがらみばかりの仕事を続けるなんて、前世紀の生き方です
どれだけ稼ぐかが自分の人生の幸福度の指標と捉えているなら、考え方が古すぎると思います
なんかあんまりまとまってない文章ですが、とりあえず今日は終わりです