戦え!アルカイザー

日々のこととか、医療のこととか、社会のこととか

半年ぶりに

書こうと思いまして

いろいろあった気がしますがあんまり覚えてないので

最近印象に残ったことだけ

 

まずは本の感想

上出遼平さんの

ありえない仕事術 正しい"正義"の使い方

やばい本でした

やられたー、という感じ

ハイパーハードボイルドグルメリポート

は本もテレビ番組もめっちゃ好きで

今回の本もかなり期待して読んだんですが

その期待を超えてきたというか

超えるというかそもそもの期待というやつの設定を間違えていたというか

とにかくすごくよかったです

ネタバレになるのでこんな感想になってしまいますが

すごくよかったです

 

あとは本屋大賞絡みの本を何冊か読んで

まあ確かにおもしろいけど、もうちょっと深みがあったほうがいいかな

でも多くの人が手に取りやすいボリュームにおさめるにはしょうがないのかな

とかえらそうに思ったりしました

好みの問題もあるのでしょうが

文庫本で200-300ページくらいのボリュームだと、そこまで細かく描写出来ないから

あんまり重たいこと伝えられない気がしちゃうんですよね

大賞受賞作にもそんな感想を持ってしまう僕ですが

伊坂幸太郎さんの

ソクラテス

はあっさり読めるけど印象に残る感じでいいな思いました

 

他には、話題になっている本、映画化した本など読んだりしましたが

若い人に人気の本ていうのは、普段読書をあまりしないような中高生とか?が読んで絶賛しているものも多いんじゃないかと思われ

なんか全然響かないな、と思ってしまったりしますね

 

まあいいや

 

さて、医学の学術集会についての話です

コロナ禍はいろいろ大変な面も多かったですが

コロナ禍がもたらしたいい面として

オンライン化が進んだ、ということがあると思います

2020年とか2021年とかはそれなりにマシになってきた印象はありました

日本中の特定の科の医者を一箇所に集めてイベントするなんて誰得なのよ

その間特定の科の医者がごっそりいなくなった病院はどうすんのよ

もっとうまいやり方あるでしょ

とずいぶん前から思っていましたが

講演をウェブ配信してくれるのとかは、ようやくかよと思うものの、大きな進歩です

そんな感じで少しずつアップデートしていくのかなと思ってましたが

今年の某学会は

基本現地開催、リアルタイムのライブ配信はあり、後日のオンデマンド配信はなし

ということでした

 

ライブ配信はしてるのにアーカイブなし???

は???

オンライン参加の人間も、結局みんな同じ時間に拘束する、と?

 

どうかしてませんか?

演者はみんな自分の発表内容に価値があると思って発表してるわけで

学会側も発表させる価値があると思って演題を採択したんでしょ?

アーカイブ残して多くの人が、繰り返し見られるようにすること

何がいかんのでしょう?

今どき動画をアーカイブ残して見られるようにするなんてどうとでもなるだろうに

 

これは

学術集会の開催委託先の怠慢か

「昔は良かった、やっぱり学会はリアルに顔を合わせて話をしないと」とか考えるくそボケじじいどものせいか

どちらかでしょう

なんとなく後者の気がします

 

こうやってどんどん若い世代から見限られていくんでしょうけど

中の人たちは気づかないで衰退していくのでしょうね

 

終わります